学長紹介

音楽専門学校アンミュージックスクール学長 加古隆

 音楽を学ぶという事は、新しい外国語を学ぶのにとてもよく似ています。“聞き取れる” (イヤートレーニング)、 “話せる”(実技)、そして“書ける”(アレンジング)ことで世界はさらに広がります。 しかし、正しく聞きとり、話し、読み、また書けるようになるには、文法(理論)を学び、基本的な言葉の構造や約束ごとを知らなければなりません。もちろん、音楽は言葉を超えた高度の感覚的なコミュニケーションの世界ですが、まずは、言葉を習得するように、ABCの基本から学ばなければより高度な表現にアプローチすることは困難です。学習には時間が必要です。音楽も、まさに同様。インスタント的な学び方では決して自分のものにすることはできません。

 しかも、持って生まれた音楽の才能を表現するための演奏方法、楽譜の知識がなければ、音楽を創造する真の喜びを手にすることはできないと考えています。 ANのカリキュラム体系は、 理屈が先行しない、実践面での応用を重視しつつ、各自の個性を引き出し、生かすことを可能にしたものです。しかし、どんな優れたカリキュラムと講師陣も、本人に学ぼうとする 意志や向上心が欠けていては、進歩は望めません。ANの教育システムは、厳しい“自己追求型”なのです。ただ、本当に「うまくなりたい」と真剣に考えているならば、あなた自身がそれを自然に受け入られるシステムでも あるのです。音楽に対するあなたの情熱をANに思いきりぶつける日を、心よりお待ちしております。


加古隆プロフィール

加古隆 1947年生まれ。東京芸術大学・大学院作曲研究室修了後、71年フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立音楽院にて、現代音楽の巨匠オリヴィエ・メシアンに師事、76年作曲賞(Prix de Composition)を得て卒業。

その一方で、在学中の73年にパリで即興(フリージャズ)ピアニストとしてデビューし、ヨーロッパ各国で公演する。79年日本人として初めてドイツ・ECM レーベルから『パラドックス』を全世界発売。自作品によるコンサートは、現在までに26ヵ国約200都市に及ぶ。80年帰国後は、映画、舞台、オーケストラなどの委嘱作を含め、作曲及び演奏に、クラシック、現代音楽、ジャズの要素を包含した独自の音楽スタイルを確立した。

代表作品に、ピアノ曲集『クレー』、音楽詩劇『賢治から聴こえる音楽』、ピアノとオーケストラのための交響詩(シンフォニック・ポエム)『春〜花によせて』、NHKスペシャル『映像の世紀』等がある。98年モントリオール世界映画祭のグランプリ作品「The Quarry」(邦題:月の虹、マリオン・ハンセル監督)の作曲で最優秀芸術貢献賞を受賞。2000年庵野秀明監督・映画「式日」、2001年映画「大河の一滴」(五木寛之:原作)の音楽を担当。


加古隆オフィシャルホームページ

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